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ホーチミン旅行(3日目) 8:00、起床
2005/10/28
本日は疲れを取るために遅めの起床。朝食はまずいことを承知で、ホテルのバイキングへ。ツアー料金に朝食が含まれているため、貧乏症で元を取らないと気が済まない。パンと飲み物とフルーツだけ食べて、腹を膨らます。
朝食中、同じ格安ツアーに参加している貴婦人たちと歓談。ご丁寧に名刺までいただき、日本国内のNPO団体の”理事長”とある。上流階級の有閑マダムといった感じがしたが、帰国後、名刺に書かれていたURLをアクセスしたら、日本国内のベトナム難民をボランティアで支援されていて、大変お忙しい様子。格安航空券ではなく、今回の格安ツアーを利用したのも経費を節約するためとおっしゃっていた。
朝食を済ませると、ホテルのビジネスセンターをノートPCを持参し、メールチェック。まる一日分のメールがたまっていて、1時間ほどメールの返信に追われる。昨日のかわいい女の子はいない。メールチェックが終わると、担当のお姉ちゃんに「チェックアウトのときに精算するけど、いくら?」と聞くと、まだ電卓をはじき出し、「21,000ドン!」と言われる。時間に比例するのではなく、パケット量に比例するのかなと思いつつ、根拠も聞かず、ノートPCを片付けて、その場を立ち去る。
自室に戻ると、なんとすでに清掃が始まっているではないか。荷物を片付けておいてよかった。10:00直前にチェックアウトし、荷物を預かってもらった。送迎係のチャンさんだけでなく、昨日お世話になった通訳のフォンさんも、荷物を盗まれる人が多いので、パスポートや航空券等、貴重品はホテルに預けた方がいいと言っていたので、その通りにした。
11:00 ホテル発
初めに、ドンコイ通り→レ・ズアン通りを歩き、歴史博物館へ向かった。ドンコイ通りは外国人観光客が多く、安心して歩ける雰囲気。暑くなってきたので、中央郵便局に立ち寄り、屋内で少し休憩。ベトナムは一時期フランスの統治下にあったため、ホーチミン中心部はフランス風の厳かな建物が数多く残っている。サイゴン大教会、中央郵便局の前で記念撮影する。
レ・ズアン通りに入ると、バイクの交通量は多いが、歩いている人はほとんどいなくなる。時々、バイクタクシーの兄ちゃんに話しかけられるが、無視してまっすぐ歩き続ける。
11:45、歴史博物館着
しばらくすると、歴史博物館に到着。入り口から入ろうとすると、シクロ(人力車のタクシー)の兄ちゃんに大声で呼び止められる。うっとうしい奴につかまりたくなかったので、とりあえず、その場を立ち去ることにした。そして、5分後に戻ってくると、また同じシクロの兄ちゃんが待っていた。今度は逃げ切れず、パンフレットを見せながら、あれこれ説明してくる。言葉は悪いが、下流社会に生きているような人間でもとても流暢な英語を話す。時々片言の日本語も飛び出す。商売のためとはいえ、ベトナム人は本当によく勉強している。シクロの兄ちゃんの説明に耳を貸すと、「歴史博物館は11:30から昼休みだよ!何時間も待たないと入れないよ!」と言っているではないか。歴史博物館受付の看板を見てみると、確かにそう書いてある。しまった!ちゃんと確認してくればよかった。しょうがないので、次の目的地のベンタイン市場に向かうことにした。
シクロの兄ちゃんに「ありがとう」の一言だけお礼を言い、その場から逃げようと足早に歩き始めた。そうすると、後方からまた大声で何やら叫び声が聞こえてくる。無視して早く立ち去りたかったのだが、ハイバーチュン通りを渡り、レ・ズアン通りに入ったところで、さっきのシクロ兄ちゃんに追いつかれてしまった。
「どこまで行くの?」、「観光名所を案内するよ!」、「こんな暑い中、歩いていたら大変だよ!乗ってきなよ!」、「値段は1ドルだけだよ!」とマシンガン・トークが続く。たぶん5分ぐらいしゃべりまくっていたが、ずっと無視していたら、あきらめてくれた。気がつけば、ドンコイ通り近くまで戻ってきていた。
12:00、ドンコイ通り
暑い中、歩き疲れたので、ドンコイ通りのカフェに入った。この場所にどこか見覚えがあった。ベトナム語講座のテレビでベトナム・コーヒーを紹介していたカフェだ!ちょうど小腹がすいてきたので、クラブサンドイッチとベトナム・コーヒーを頼んだ。クラブサンドイッチは、サンフランシスコのフィッシャーマンズ・ワーフを思い出したが、鮮度は普通。ベトナム・コーヒーは、独特の金属のフィルタを使う。私の好み(アメリカン)の味ではないのだが、これはこれでたまに飲む分にはいいのでは、と思った。聞くところによると、ベトナムは30年前にコーヒーの栽培を始め、現在はブラジルに次いで世界第二位のコーヒー輸出国になっているらしい。ブラジルほど知名度がないのは、ベトナム産のコーヒーの大半はインスタントコーヒーの原料となっているためとのこと。最近では、ベトナム・コーヒーのブランド価値を高めるため、自社ブランドのコーヒー販売に力を入れているそうだ。
ベンタイン市場へ向かう。外国人観光客が多いが、現地人の割合がだんだん多くなってくる。
13:00、ベンタイン市場着
ベンタイン市場は予想以上に広い。人が多いので、狭い通路では人の流れに身を任せて見物する。いくつか食堂があるが、若い女の子だけが集まっているところ(下の写真)、おじさんだけが集まっているところなど、不思議に棲み分けされていた。たまたま偶然そうだっただけかもしれないが。ブランド時計屋をはしごする。まず一軒目。若い兄ちゃんが対応してくれた。他の店でもそうだったが、ベンタイン市場では日本語が通じる。いろいろ時計を陳列棚から出してもらい、値段はわからないが品定めさせてもらって現物を1つに絞った後、「ロレックスデイトナ780,000ドン」と言われる。「100,000ドンなら即決する」とふっかけたところ、無言のまま、その場で時計を片付けられてしまった。こっちは客なのにあとから何を言っても無視された。少々気分が悪い。
次に二軒目。眼光が鋭く、まさに悪人顔の兄ちゃんが対応してくれた。いろいろ時計を陳列棚から出してもらったが、やはりデイトナがいいので値段を聞くと、「ロレックスデイトナ750,000ドン」と言われる。さっきより安いが、絶対ふっかけているはずだと思い、価格交渉モードへ。「200,000ドンにならないの?」と言うと、眼光がますます鋭くなってきたが、「600,000ドン」まで下げてもらった。ただ、私の拙い交渉力では、これが限界で、このままだと600,000ドンで買わされてしまいそうな雰囲気だったので、無言でその場を立ち去ることにした。背中越しに日本語で「おい!ひきょうもの!ずる!」と大声が聞こえた。こっちも相当気分が悪い。
気を取り直して三軒目。私より少し年下ぐらいの兄ちゃんが対応してくれた。陳列棚の品数は少なく、カタログを見せられた。さっきと同じデイトナは現物があり、「ロレックスデイトナ650,000ドン」と言われる。二軒目と同じように価格交渉を続けていると400,000ドンまで下がってきた。買ってもいいと思ったので、「350,000ドンなら即決する」と言ったら、このときだけは断固として400,000ドンを譲らなかった。そろそろ価格交渉に飽きてきたので、「じゃあ…」と言いながら財布から現金を取り出し、350,000ドンを右手で持ちながら、左手でデイトナを受け取るしぐさをした。これで取引成立。お互いに笑顔で「ありがとう」を言い、気持ちよくベンタイン市場を後にした。
13:30、統一会堂着
入場料は15,000ドン。個人的にはたいした印象もなく、ぼったくられた気分。一応、会議室とか戦車とか写真を撮ってみた。14:00、戦争証跡博物館着
入場料は10,000ドン。広島原爆資料館に匹敵する衝撃を受ける。それまでアメリカから見たベトナム戦争しか知らず、ベトナムから見たベトナム戦争の悲惨さがわかっていなかった。今まで暑かったのに、急に寒気がしてきた。14:30、戦争証跡博物館発
ここにきて、時間を持て余してきた。クチトンネル(ベトナム戦争中、ゲリラ戦の拠点として作られたトンネル)半日観光のオプショナル・ツアーに申し込めばよかったと後悔してきた。次回はクチトンネルとメコンデルタへ行ってみようと
先の見えない計画を立てつつ、おみやげの買い物に出かけた。15:00、ドンコイ通り
国営百貨店の中のスーパーで、ベトナムコーヒーの豆とフィルタ、カシューナッツを調達。あとはドンコイ通りの雑貨屋をはしごして、奥さんのルイヴィトンものとか、娘たちの髪飾りとか、なんとか格好がついた。途中、サイゴン川の近くまで行ってみたが、シクロ兄ちゃんが10人ぐらいたむろしていて、完全に目をつけられてしまったので関わらないよう戻ってきた。最後の夕食ぐらいまともなものを食べようと思い、昨日、現地ベトナム人と昼食をしたベトナム料理屋のとなりのフランス料理屋で夕食をした。サイゴンホテルから徒歩10秒の至近距離にある。コース料理の他、ベトナムのビール、333(バーバーバーという)を注文する。さっぱりしていて飲みやすい。昨日のベトナム料理と同様、フランス料理も最高で、リッチな気分を満喫する。
20:00にホテル集合だが、まだ18:30だったので、道路の反対側のシェラトンサイゴンホテルでコーヒーを頼んで時間をつぶすことにした。シェラトンは高級ホテル。ロビーでピアノの生演奏をしていたが、30分ほどで飽きてしまい、最後にドンコイ通りをぶらぶらすることにした。ドンコイ通りの店員は、みんな英語は流暢だし、片言だが日本語もOK。雑談しながら時間をつぶす。
20:00、ホテル着
20:00ちょうどにホテルに戻り、フロントで荷物を受け取る。しばらくするとベトナム人の送迎係がやってきて、バスに乗り込む。同行する例の貴婦人の荷物が多いため、荷物運びを少しだけ手伝う。相変わらずクラクションを鳴らし続けながら、バイクの大群とともにバスは走り続ける。ホーチミンが気に入ってしまったようで、日本に帰りたくない。
21:00、タンソンニャット国際空港着
15分ほどでタンソンニャット国際空港に到着。ベトナムドンは使い切ってきたので、空港利用料をドルで払う。日本円しか持っていないがどうすればいいんだ!と送迎係にクレームをつけているの日本人おやじがいた。日本の恥さらしになるので、そういう人は海外に出ないで欲しい。まだ時間が早すぎるようで、ANAチェックインカウンターの前で待たされる。例の貴婦人たちと行動をともにしていたが、チェックイン後、空港構内に入ったところで別々に分かれる。このときまだ22:00。飛行機の到着が遅れて、2時間以上待たされることになる。
23:00頃、ANAの係員がやってきて、別人の搭乗券を渡してしまったとお詫びにやってきた。本来の搭乗券を受け取り、ファーストクラス搭乗者のラウンジに通してもらった。ちなみに、タンソンニャットにはsignetラウンジがないので、ANAプラチナメンバ(スターアライアンス・ゴールドメンバ)でもラウンジに入れない。
ラウンジでは、インターネットが無料で利用できるPCがあり、ラーメンやらカシューナッツやら食いまくって、時間をつぶした。Yahoo!JAPANにアクセスすると日本語が表示されたが、日本語入力ができないため、URLを思い出しながら検索をかける。
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