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悲しい出来事 セブン・マイルズ・ブリッジ(7 Miles Bridge)を渡りながらカリブ海に沈みゆく夕日を眺め、気分よく車を走らせていた。
スピード違反で捕まる
その直後、子供が「うんちがしたい」と言い出す。「我慢、我慢」と諭しつつ、トイレを探すが、フロリダ・キーズではタイミングを逃すと十数マイルは走らないと建物がないし、安全に停車できる路肩も多くない。
しょうがないので、アクセル全開でぶっとばした。制限速度55マイルのところ100マイル近いスピードが出ていたようだ。
しばらくすると、前方にパトカーに捕まっている車が見えた。自分もやばいから減速しようと思ったところ、自分のバック・ミラーにも同じ白い大型のワゴン・タイプのパトカーが見えた。
ちょっと嫌な予感と思ったときには、時既に遅し。自分たちにスポット・ライトが放射され、何やら怒鳴り声が聞こえてきた。
おとなしく路肩に停車したところ、恐い表情をした大柄な婦人警官が窓ガラスのすぐそばにやってきた。
窓ガラスを開けるといきなり「何というスピードで走っているんだ!91マイルだぞ!信じられないスピードだ!今すぐ刑務所行きだ!」と怒涛の如き説教が始まった。私はひたすら謝罪と弁解を繰り返していた。おそらく10分ぐらいだったと思うが、私の感覚では1時間ぐらい説教されているように感じた。
セブン・マイルズ・ブリッジ(7 Miles Bridge)を渡った先のビッグ・パイン・キー(Big Pine Key)は、この地域でしか生息していないキー・ディア(Key deer)と呼ばれるシカが絶滅の危機に瀕しているらしい。交通事故で命を落とすことが少なくないとのことで、ビッグ・パイン・キー(Big Pine Key)の一部の区間だけ、昼間は45マイル、夜間は35マイルに制限され、特に厳しくスピード違反を取り締まっているそうだ。
とりあえず、刑務所行きだけは見逃してもらえたようで、レンタカーのレンタル証明書とカリフォルニアのテンポラリ・ドライバー・ライセンスを持って行かれ、後方のパトカーの中で何やら事務処理が行われていた。
婦人警官が私の車のそばに戻ってくると、再び説教が始まり、私はまた謝罪と弁解を繰り返した。そして、私がやらなければならないことを確認したいと尋ねたところ、オプションが2つあることを告げられた。1つは罰金265ドル、もう1つは、フロリダの交通教習所で1日講習を受けることだった。後者を選択できないため、やむなく前者を選択した。
最後に、また何分間か説教を聞いた後、ようやく解放された。結局、約30分ほど捕まっていたことになるが、その直後にビッグ・パイン・キー(Big Pine Key)のレストランのトイレに立ち寄った時には、子供のうんちはどこかに行ってしまっていた。
ちなみに、罰金の265ドルは、自宅に戻ってからチェックをフロリダの裁判所へ郵送した。
これでもう悪運は使い切ったと思ったのですが。。。
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